乾燥?本当に足りてないのは、“水分”ではなく“油分”

Treatment milk
乾かしても、毛先がバサつく理由。
毎日ケアしているのに、なんだか髪が落ち着かない。
トリートメントもしっかりしてるのに。
それでも毛先が広がるのは、実は乾燥ではなく
【脂質不足】
髪のうるおいを守るのは、水分と油分。
私たちの髪には、18-MEAと呼ばれる
天然の脂質膜があり
これが紫外線やカラー、摩擦などで少しずつ
はがれてしまうと、
どんなに潤わせても“閉じ込める力”が
なくなってしまうんです。
「潤いを与える」よりも、
「逃がさない」ケアを。
髪を乾かすとき、しっとりする人とパサつく人の
差はここにあります。
脂質膜がしっかりしていれば、水分は外に逃げず、
表面がなめらかに整うことでツヤまで生まれます。
逆にこの膜が不足すると、キューティクルが開き、
内部のたんぱく質や水分が漏れ出して、
手触りがゴワつく。
“乾燥毛”だと思っていたものの正体は、
実は「脂質を守れていない髪」なんです。
ケアの正解は、“乾かす前”にある。
髪の脂質は、濡れている間にどんどん流れていきます。
だからこそ、お風呂上がりは“乾かす前”が
いちばん大事。
ドライヤーの熱でダメージを与えないために、
「熱で髪に結合する成分」、
ラクトン系のミルクなどを使うと◎。
熱を加えることで髪の表面に定着し、
乾かすほどツヤが出る
“熱反応型の補修”をしてくれます。
パサつきを止めたいなら、
“足す”より“逃がさない”ケアへ。
脂質を守って、ツヤを閉じ込める。
その考え方が、髪の未来を変えます。
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